メジャーリーグ(MLB)の年俸はいったいどこまで上がり続けるのか、そう思っている野球ファンも多いのではないでしょうか。かつては「億単位の年俸」が話題になっていた時代から、今では数十億円、さらには100億円を超える選手が続々と登場し、その数字はまさに「天文学的」と言えるレベルに達しています。
この記事では、野球ファンが最も気になる「野球の最高年俸ランキング」について、2026年7月10日(金)時点の契約・所属データをもとに解説します。大谷翔平をはじめとする日本人選手の年俸、MLB全体のランキングTOP30、歴代の最高年俸記録、さらには「なぜメジャーリーガーの年俸はこれほど高いのか」「年俸にかかる税金はどうなっているのか」といったユーザーが知りたい情報まで網羅的にまとめました。最後までぜひお読みください。
本記事は2026年7月10日(金)時点の契約・所属情報をもとに更新しています。日本円換算は、同日時点の為替相場を参考に1ドル=162円で概算しています。為替変動や契約上のボーナス・後払い条項により、実際の受取額とは異なる場合があります。
そもそも「推定年俸」と「実際の年俸」は違う

まずはじめに、本記事で紹介する「契約平均年額(AAV)」について解説します。メジャーリーグ選手の年俸は、多くの場合「複数年契約の総額」をもとに計算されます。本記事のランキングは、原則として「契約総額 ÷ 契約年数」で算出される契約平均年額(Average Annual Value、AAV)を基準としています。AAV、当年の基本給、当年の現金受取額、ぜいたく税上の金額はそれぞれ異なる指標です。これはSpotracなどの専門サイトが用いる算出方法であり、実際にその年に支払われる金額とは異なる場合があります。大谷翔平選手の例が最もわかりやすく、契約上の平均年俸は7,000万ドルですが、後払い条項により2026年に実際に受け取る年俸はわずか200万ドルです。このような背景を理解した上でランキングをご覧ください。
【2026年】MLB年俸ランキングTOP30!

2026年シーズンのMLB年俸ランキングをご紹介します。以下のランキングはSpotracのContract AAVをもとに作成しています。なお、日本円換算は2026年7月10日(金)時点の相場を参考に、1ドル=162円で概算しています。
以下が2026年シーズンの契約平均年額(AAV)ランキングTOP30の一覧です。
| 順位 | 選手名 | チーム | ポジション | 契約平均年額(AAV) | 日本円換算 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷翔平 | ドジャース | 投手・DH | 7,000万ドル | 約113億円 |
| 2位 | カイル・タッカー | ドジャース | 外野手 | 6,000万ドル | 約97億円 |
| 3位 | フアン・ソト | メッツ | 外野手 | 5,100万ドル | 約83億円 |
| 4位 | ザック・ウィーラー | フィリーズ | 投手 | 4,200万ドル | 約68億円 |
| 4位 | ボー・ビシェット | メッツ | 内野手 | 4,200万ドル | 約68億円 |
| 6位 | アーロン・ジャッジ | ヤンキース | 外野手 | 4,000万ドル | 約65億円 |
| 7位 | フランバー・バルデス | タイガース | 投手 | 3,833万ドル | 約62億円 |
| 8位 | ジェイコブ・デグロム | レンジャーズ | 投手 | 3,700万ドル | 約60億円 |
| 9位 | ブレイク・スネル | ドジャース | 投手 | 3,640万ドル | 約59億円 |
| 10位 | ゲリット・コール | ヤンキース | 投手 | 3,600万ドル | 約58億円 |
| 11位 | ブラディミール・ゲレーロ Jr. | ブルージェイズ | 内野手 | 3,571万ドル | 約58億円 |
| 12位 | マイク・トラウト | エンゼルス | 外野手 | 3,554万ドル | 約58億円 |
| 13位 | アンソニー・レンドン | エンゼルス | 内野手 | 3,500万ドル | 約57億円 |
| 13位 | コービン・バーンズ | ダイヤモンドバックス | 投手 | 3,500万ドル | 約57億円 |
| 13位 | アレックス・ブレグマン | カブス | 内野手 | 3,500万ドル | 約57億円 |
| 16位 | フランシスコ・リンドーア | メッツ | 内野手 | 3,410万ドル | 約55億円 |
| 17位 | カルロス・コレア | アストロズ | 内野手 | 3,333万ドル | 約54億円 |
| 18位 | コーリー・シーガー | レンジャーズ | 内野手 | 3,250万ドル | 約53億円 |
| 18位 | ノーラン・アレナド | ダイヤモンドバックス | 内野手 | 3,250万ドル | 約53億円 |
| 18位 | コディ・ベリンジャー | ヤンキース | 外野手 | 3,250万ドル | 約53億円 |
| 21位 | マニー・マチャド | パドレス | 内野手 | 3,182万ドル | 約52億円 |
| 22位 | ラファエル・デバース | レッドソックス | 内野手 | 3,135万ドル | 約51億円 |
| 23位 | ムーキー・ベッツ | ドジャース | 外野手 | 3,042万ドル | 約49億円 |
| 24位 | トレイ・ターナー | フィリーズ | 内野手 | 2,727万ドル | 約44億円 |
| 25位 | マックス・フリード | ヤンキース | 投手 | 2,725万ドル | 約44億円 |
| 26位 | 山本由伸 | ドジャース | 投手 | 2,710万ドル | 約44億円 |
| 27位 | フレディ・フリーマン | ドジャース | 内野手 | 2,700万ドル | 約44億円 |
| 27位 | カルロス・ロドン | ヤンキース | 投手 | 2,700万ドル | 約44億円 |
| 29位 | ブライス・ハーパー | フィリーズ | 内野手 | 2,617万ドル | 約42億円 |
| 30位 | ボビー・ウィット Jr. | ロイヤルズ | 内野手 | 2,571万ドル | 約42億円 |
出典(2026年7月10日確認):Spotrac 2026 MLB Rankings、Goal.com MLB推定年俸ランキングTOP20
各選手の年俸と注目ポイント

ランキング上位30名について、それぞれの特徴や年俸の背景をくわしくご説明します。
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額7,000万ドル(約113億円)。契約平均年額(AAV)ベースで1位となるのが、二刀流スターの大谷翔平選手です。2023年オフにドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1,015億円)の契約は、当時の北米プロスポーツ史上最高額として世界中に衝撃を与えました。その後フアン・ソトが15年総額7億6,500万ドルで更新しましたが、平均年俸(AAV)ベースでは大谷が依然トップです。
また、2026年は米経済誌フォーブスが発表した「MLB選手年収ランキング2026年版」においても総収入1億2,700万ドル(約44億円)で1位を獲得しており、これは野球選手としての史上最高記録です(参考:フォーブスジャパン「大谷翔平が203億円で1位、MLB選手の年収トップ10 2026年版」)。年俸のほかに広告収入やスポンサー収入が大きく、日本国内外の多数の企業との広告・スポンサー契約が、年俸以外の収入を大きく押し上げています。
なお、大谷選手の契約には特殊な「後払い条項」が含まれており、実際に2026年シーズン中に受け取る年俸はわずか200万ドル(約3億1,200万円)にとどまります(後ほど詳しく解説します)。
フアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)
契約平均年額5,100万ドル(約83億円)。ヤンキースからFAとなった後、2024年オフにメッツと15年総額7億6,500万ドル(約105億円)という史上最高の契約総額で合意しました。年俸5,100万ドルはMLBの実払い年俸ランキングでは事実上のトップクラスであり、2024年シーズンでは打率.288、41本塁打、109打点という圧倒的な成績を残した実力に裏付けられた契約額です。
カイル・タッカー(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額6,000万ドル(約97億円)。2026年のAAVランキングでは大谷翔平に次ぐ位置に来るタッカー選手は、2025年オフにヒューストン・アストロズからドジャースへ移籍し、大型契約を締結しました。安定した長打力と高い打率を誇る外野手であり、ドジャースの打線に厚みをもたらす存在として期待を集めています。
ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)
契約平均年額4,200万ドル(約68億円)。フィリーズのエース右腕として毎年安定した活躍を見せ、2024年シーズンには16勝7敗、防御率2.57、224奪三振という抜群の成績を記録しました。現役最高クラスの先発投手のひとりであり、投手として例外的に高い年俸を実現しています。
ボー・ビシェット(ニューヨーク・メッツ)
契約平均年額4,200万ドル(約68億円)。トロント・ブルージェイズからメッツへ移籍し、大型契約を手にしました。遊撃手として高い打撃能力と守備力を兼ね備えており、若い年齢でのビッグディールが話題となっています。
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)
契約平均年額4,000万ドル(約65億円)。2022年に62本塁打という歴史的な記録を達成し、その後も安定した活躍を続けているヤンキースの主砲です。2024年シーズンも打率.322、58本塁打、144打点と驚異的な数字を記録し、アメリカン・リーグMVPに輝きました。9年総額3億6,000万ドルの大型契約は、その圧倒的なパワーと人気を証明するものです。
フランバー・バルデス(デトロイト・タイガース)
契約平均年額3,833万ドル(約62億円)。ヒューストン・アストロズで安定した活躍を見せた後、2025年オフにタイガースへ移籍。左腕投手として高い奪三振率と制球力を誇り、2026年の投手年俸ランキングでトップクラスに位置しています。
ジェイコブ・デグロム(テキサス・レンジャーズ)
契約平均年額3,700万ドル(約60億円)。2022年にメッツからレンジャーズへ移籍し、5年総額1億8,500万ドルの大型契約を結びましたが、怪我との戦いが続いています。健康状態さえ整えば、100mph超の速球と精密な制球力を誇る現役最高の右腕のひとりです。
ブレイク・スネル(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額3,640万ドル(約59億円)。2度のサイ・ヤング賞(2018年レイズ時代、2023年パドレス時代)を獲得した実力派左腕であり、2024年オフにドジャースと大型契約を締結しました。2024年シーズンにはジャイアンツでノーヒットノーランを達成するなど、その存在感を示しています。
ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)
契約平均年額3,600万ドル(約58億円)。ヤンキースのエース右腕として、9年総額3億2,400万ドルという大型契約で活躍を続けています。最速100mph超の速球を誇り、2023年にはアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した実力者です。
ブラディミール・ゲレーロ Jr.(トロント・ブルージェイズ)
契約平均年額3,571万ドル(約58億円)。父親の名声に恥じない長打力と打率を誇る一塁手で、14年総額5億ドルという空前の大型契約を締結しました。これはMLB史上3位の契約総額に相当します。2024年シーズンには打率.323、30本塁打、103打点、OPS.940という優秀な成績を残しています。
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)
契約平均年額3,554万ドル(約58億円)。12年総額4億2,650万ドルという契約は締結当時の歴代最高額でした。近年は怪我が続いているものの、健康時のトラウトは「MLBで最も優れた選手」と評される天才プレーヤーです。完全復活が待ち望まれています。
アンソニー・レンドン(ロサンゼルス・エンゼルス)
契約平均年額3,500万ドル(約57億円)。7年総額2億4,500万ドルの契約でエンゼルスに加入しましたが、移籍後は怪我の影響で思うような活躍ができていません。健康状態が改善されれば高い打撃技術を発揮できる選手です。
コービン・バーンズ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
契約平均年額3,500万ドル(約57億円)。ブルワーズ時代の2021年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕投手であり、独特のカッターを武器とする投手として高い評価を受けています。
アレックス・ブレグマン(シカゴ・カブス)
契約平均年額3,500万ドル(約57億円)。アストロズから移籍し、カブスで新たなスタートを切った内野手です。2017年、2019年のワールドシリーズ優勝経験を持ち、ポストシーズンでの活躍でも知られています。
フランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)
契約平均年額3,410万ドル(約55億円)。スイッチヒッターとして両打席から安定した成績を残す遊撃手で、10年総額3億4,100万ドルの大型契約でメッツに加入しました。2024年シーズンには打率.273、33本塁打、91打点という好成績を収め、チームのリーダーとして不可欠な存在になっています。
カルロス・コレア(ヒューストン・アストロズ)
契約平均年額3,333万ドル(約54億円)。ツインズから古巣アストロズに戻ったコレアは、優れた打撃技術と守備力を持つ遊撃手です。2026年シーズンはヒューストンで改めてそのポテンシャルを示すことが期待されています。
コーリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)
契約平均年額3,250万ドル(約53億円)。2023年にレンジャーズをワールドシリーズ初優勝に導いたMVP遊撃手です。10年総額3億2,500万ドルの大型契約を結んでいます。
ノーラン・アレナド(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
契約平均年額3,250万ドル(約53億円)。カージナルスから移籍し、ダイヤモンドバックスへ加入しました。10度のゴールドグラブ賞を誇る三塁守備の名手であり、安定した打撃力も魅力です。
コディ・ベリンジャー(ニューヨーク・ヤンキース)
契約平均年額3,250万ドル(約53億円)。かつてドジャースでMVPを獲得した実績を持ち、ヤンキースで新たなステージに挑んでいます。中堅手・一塁手として守備の面でも貢献が期待される選手です。
マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)
契約平均年額3,182万ドル(約52億円)。11年総額3億5,000万ドルという超長期契約でパドレスに在籍し続ける三塁手です。2024年シーズンには打率.275、29本塁打、105打点と安定した活躍を見せており、勝負強さでも高い評価を受けています。
ラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)
契約平均年額3,135万ドル(約51億円)。11年総額3億3,100万ドルでレッドソックスに残留した三塁手であり、若くして球界を代表する強打者に成長しています。左打者ながら対左投手にも強いバランスのよい打撃が持ち味です。
ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額3,042万ドル(約49億円)。12年総額3億6,500万ドルでドジャースに加入し、外野や二塁など複数のポジションを守る万能選手です。2018年のMVP受賞経験を持ち、2024年シーズンはチームのワールドシリーズ連覇に貢献しました。
トレイ・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)
契約平均年額2,727万ドル(約44億円)。スピードと長打力を兼ね備えた遊撃手・外野手で、フィリーズの打線を牽引する重要な存在です。11年総額3億ドルの大型契約でフィリーズと合意しています。
山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額2,710万ドル(約44億円)。ドジャースと結んだ12年総額3億2,500万ドルは、投手としてMLB史上最高の契約総額かつ最長契約として歴史に刻まれています。2024年シーズンは右肘の怪我で長期離脱を余儀なくされましたが、2026年は完全復活を遂げ、ドジャースの先発ローテーションの核となることが期待されています。
マックス・フリード(ニューヨーク・ヤンキース)
契約平均年額2,725万ドル(約44億円)。ブレーブスからヤンキースに移籍し、安定した左腕投手として高い評価を受けています。
フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)
契約平均年額2,700万ドル(約44億円)。2024年ワールドシリーズで劇的なサヨナラ満塁ホームランを打ちヒーローとなった一塁手です。2024年は打率.282、22本塁打、89打点を記録し、チームの優勝に大きく貢献しました。
カルロス・ロドン(ニューヨーク・ヤンキース)
契約平均年額2,700万ドル(約44億円)。ヤンキースの左腕投手として先発ローテーションを担っており、高い奪三振能力を誇っています。
ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)
契約平均年額2,617万ドル(約42億円)。13年総額3億3,000万ドルの大型契約でフィリーズに在籍する強打者です。2021年にナ・リーグMVPを受賞した実力者であり、チームの精神的支柱として活躍しています。
ボビー・ウィット Jr.(カンザスシティ・ロイヤルズ)
契約平均年額2,571万ドル(約42億円)。2024年シーズンに打率.332、32本塁打、96打点という優秀な成績を残した若き遊撃手です。18年総額4億5,000万ドルという前例のない超長期・超大型契約でロイヤルズに残留しており、ロイヤルズのフランチャイズプレーヤーとして長期にわたり活躍することが期待されています。
【2026年】MLB日本人選手年俸ランキング一覧

現在MLBには多くの日本人選手が所属しており、その活躍は目覚ましいものがあります。以下は2026年シーズンにMLBでプレーする日本人選手の年俸一覧です。大谷翔平の7,000万ドルを筆頭に、今や日本人選手の存在感は確固たるものになっています。
以下は各選手の契約内容と推定年俸の一覧です。
| 選手名 | 所属球団 | ポジション | 契約内容 | 推定年俸 | 日本円換算 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | ドジャース | 投手・DH | 10年(〜2033年) | 7,000万ドル | 約113億円 |
| 山本由伸 | ドジャース | 投手 | 12年(〜2035年) | 2,710万ドル | 約44億円 |
| 今永昇太 | カブス | 投手 | 1年(〜2026年) | 2,200万ドル | 約36億円 |
| 菊池雄星 | エンゼルス | 投手 | 3年(〜2027年) | 2,123万ドル | 約34億円 |
| ダルビッシュ有 | パドレス | 投手 | 6年(〜2028年) | 1,800万ドル | 約29億円 |
| 吉田正尚 | レッドソックス | 外野手 | 5年(〜2027年) | 1,800万ドル | 約29億円 |
| 今井達也 | アストロズ | 投手 | 3年(〜2028年) | 1,800万ドル | 約29億円 |
| 鈴木誠也 | カブス | 外野手 | 5年(〜2026年) | 1,700万ドル | 約28億円 |
| 村上宗隆 | ホワイトソックス | 内野手 | 2年(〜2027年) | 1,700万ドル | 約28億円 |
| 千賀滉大 | メッツ | 投手 | 5年(〜2027年) | 1,500万ドル | 約24億円 |
| 岡本和真 | ブルージェイズ | 内野手 | 4年(〜2029年) | 1,500万ドル | 約24億円 |
| 佐々木朗希 | ドジャース | 投手 | 単年 | 780万ドル | 約13億円 |
| 松井裕樹 | パドレス | 投手 | 5年(〜2028年) | 560万ドル | 約9億円 |
| 菅野智之 | ロッキーズ | 投手 | 1年(〜2026年) | 510万ドル | 約8億円 |
| 小笠原慎之介 | ナショナルズ傘下 | 投手 | 2年(〜2026年) | 175万ドル | 約3億円 |
出典:Goal.com「MLBでプレーする日本人選手の年俸一覧」
これだけ多くの日本人選手がMLBで活躍し、多くの選手が億単位の年俸を得ているという事実は、かつては想像しにくいものでした。特に大谷翔平の7,000万ドルは群を抜いており、かつて日本人メジャーリーガーの最高年俸だったイチローや松井秀喜の水準をはるかに凌駕しています。
歴代メジャーリーガー最高年俸ランキング(推定年俸ベース)
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メジャーリーグでは長年にわたり、スター選手の年俸が着実に引き上げられてきました。歴史的に見ても最高年俸ランキングは、MLBの経済規模の拡大をそのまま映し出しています。以下は過去も含めた歴代推定年俸の記録です。
| 順位 | 選手名 | 当時の所属 | 推定年俸 | 期間 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷翔平 | ドジャース | 7,000万ドル | 2024年〜 |
| 2位 | フアン・ソト | ヤンキース/メッツ | 5,100万ドル | 2024年〜 |
| 3位 | マックス・シャーザー | メッツ/レンジャーズ | 4,333万ドル | 2022年〜2024年 |
| 4位 | ジャスティン・バーランダー | メッツ | 4,333万ドル | 2023年 |
| 5位 | ザック・ウィーラー | フィリーズ | 4,200万ドル | 2025年〜 |
| 6位 | アーロン・ジャッジ | ヤンキース | 4,000万ドル | 2023年〜 |
| 7位 | ジェイコブ・デグロム | レンジャーズ | 3,700万ドル | 2023年〜 |
| 8位 | マイク・トラウト | エンゼルス | 3,625万ドル | 2019年〜 |
これを見ると、1990年代には年俸1,000万ドル(約16億円)超でも「天文学的な金額」と驚かれていたものが、今では7,000万ドルを超える選手が登場するまでになっています。MLBの放映権収入やスポンサー収入の急増、選手組合の交渉力強化といった要因が、こうした年俸高騰を後押しし続けてきました。
歴代日本人メジャーリーガー最高年俸ランキング

MLB進出した日本人選手の中で、最も高い推定年俸を得た選手たちをまとめました。かつては年俸2,000万ドル前後が「日本人選手の最高水準」でしたが、大谷翔平の登場によってその数字は一変しています。
以下が歴代日本人メジャーリーガーの最高推定年俸ランキングです。
| 順位 | 選手名 | 最高年俸(推定) | 日本円換算(参考) | 主な在籍球団 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷翔平 | 7,000万ドル | 約113億円 | ドジャース |
| 2位 | 山本由伸 | 2,710万ドル | 約44億円 | ドジャース |
| 3位 | 菊池雄星 | 2,123万ドル | 約34億円 | エンゼルス |
| 4位 | 田中将大 | 2,200万ドル | 約36億円 | ヤンキース |
| 5位 | ダルビッシュ有 | 2,100万ドル | 約34億円 | パドレス ほか |
| 6位 | 前田健太 | 1,800万ドル | 約29億円 | ドジャース ほか |
| 7位 | イチロー | 1,700万ドル | 約28億円 | マリナーズ ほか |
| 8位 | 黒田博樹 | 1,700万ドル | 約28億円 | ドジャース ほか |
| 9位 | 松井秀喜 | 1,300万ドル | 約21億円 | ヤンキース ほか |
| 10位 | 千賀滉大 | 1,500万ドル | 約24億円 | メッツ |
出典:Baseball Channel「日本人メジャーリーガー 歴代最高年俸ランキング」
大谷翔平の7,000万ドルは、2位の山本由伸(2,710万ドル)の約2.6倍という圧倒的な差をつけています。これはMLBの歴史においても類を見ない数字であり、大谷翔平という選手の超例外的な価値を示しています。
メジャーリーグで歴代最高年俸となった超大型契約ランキング(総額ベース)
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年俸の「平均値」だけでなく、「契約総額」でもMLBのスター選手たちは記録を塗り替え続けています。ここでは契約総額ベースの歴代最高契約ランキングをご紹介します。
以下が歴代MLBの超大型契約ランキングです。
| 順位 | 選手名 | 契約総額 | 契約年数 | 締結年 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | フアン・ソト | 7億6,500万ドル(約105億円) | 15年 | 2024年 |
| 2位 | 大谷翔平 | 7億ドル(約1,050億円) | 10年 | 2023年 |
| 3位 | ブラディミール・ゲレーロ Jr. | 5億ドル(約780億円) | 14年 | 2025年 |
| 4位 | マイク・トラウト | 4億2,650万ドル(約43億円) | 12年 | 2019年 |
| 5位 | ムーキー・ベッツ | 3億6,500万ドル(約105億円) | 12年 | 2020年 |
| 6位 | アーロン・ジャッジ | 3億6,000万ドル(約97億円) | 9年 | 2022年 |
| 7位 | マニー・マチャド | 3億5,000万ドル(約81億円) | 11年 | 2023年 |
| 8位 | フランシスコ・リンドーア | 3億4,100万ドル(約66億円) | 10年 | 2021年 |
| 9位 | カイル・タッカー | 3年総額1億8,000万ドル | 3年 | 2025年 |
| 10位 | 山本由伸 | 3億2,500万ドル(約40億円) | 12年 | 2023年 |
出典:TSP SPORTS「メジャーリーグ巨額契約 1億ドル超え」
MLB投手年俸ランキング【2026年版】
投手だけに絞っても、MLBの年俸水準は非常に高くなっています。特に先発ローテーションの中心を担うエース級投手には、長期かつ高額の契約が結ばれる傾向があります。
| 順位 | 選手名 | 所属球団 | 推定年俸 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大谷翔平 | ドジャース | 7,000万ドル |
| 2位 | ザック・ウィーラー | フィリーズ | 4,200万ドル |
| 3位 | フランバー・バルデス | タイガース | 3,833万ドル |
| 4位 | ジェイコブ・デグロム | レンジャーズ | 3,700万ドル |
| 5位 | ブレイク・スネル | ドジャース | 3,640万ドル |
| 6位 | ゲリット・コール | ヤンキース | 3,600万ドル |
| 7位 | コービン・バーンズ | ダイヤモンドバックス | 3,500万ドル |
| 8位 | 山本由伸 | ドジャース | 2,710万ドル |
| 9位 | マックス・フリード | ヤンキース | 2,725万ドル |
| 10位 | カルロス・ロドン | ヤンキース | 2,700万ドル |
出典:Spotrac、Goal.comなどの推定年俸データを参考に作成
投手は野手に比べて怪我のリスクが高いため、長期契約には慎重な傾向もあります。それでも山本由伸のように若く実績豊富な投手には、12年総額3億2,500万ドルという破格の契約が結ばれるケースもあります。
大谷翔平の「後払い契約」とは何か。仕組みを詳しく解説

大谷翔平の契約を語るうえで欠かせないのが、「後払い契約(Deferred Money)」です。大谷はドジャースと10年総額7億ドルの契約を結びましたが、そのうち約6億8,000万ドルを2034年から2043年にかけて受け取る仕組みになっています。
つまり、契約上の平均年俸は7,000万ドルですが、2024年から2033年までの実際の年俸は毎年200万ドルです。残りの6,800万ドルずつが、現役期間終了後に分割して支払われます。この仕組みにより、ドジャースはぜいたく税(Competitive Balance Tax)の計算上の負担を抑えつつ、チーム補強に資金を回すことが可能になっています。
- 契約総額:7億ドル
- 契約期間:10年
- 通常の平均年俸:7,000万ドル
- 実際の年俸:毎年200万ドル
- 後払い額:6億8,000万ドル
- 後払い期間:2034年〜2043年
後払い契約はMLBでは珍しいものではありませんが、大谷翔平のように契約総額の約97%を後払いにするケースは極めて異例です。この契約は、選手本人の収入設計だけでなく、チーム編成やぜいたく税対策にも大きな影響を与えています。
メジャーリーガーの年俸にかかる税金の仕組み

MLB選手の年俸は非常に高額ですが、その全額が手元に残るわけではありません。アメリカでは連邦税、州税、さらにプロスポーツ選手特有の「Jock Tax(ジョック税)」がかかるため、実際の手取り額は大きく減少します。
- 連邦所得税(Federal Income Tax):米国の所得全体にかかる税金で、高額所得者には最高税率37%が適用されます。
- 州所得税(State Income Tax):各州によって税率が異なります。カリフォルニア州(最高13.3%)やニューヨーク州(最高10.9%)は全米でも特に税率が高く、ドジャースやメッツの選手は両方の税を支払うことになります。一方、テキサス州やフロリダ州には州所得税がないため、レンジャーズやマリンズの選手は州税を払わずに済みます。
- Jock Tax(ジョック税):複数の州で試合を行うプロスポーツ選手が各州で得た所得に対して課税される仕組みです。計算式は「年俸 × (当該州内でのDuty Days ÷ 全Duty Days) = 当該州の課税対象所得」となっています(参考:Prager Metis「米国メジャーリーガーの特殊な税務とは」)。
Duty Daysには試合日だけでなく練習やミーティングなどに費やした日数もすべて含まれます。162試合制のMLBでは1シーズン中に全米各地を転戦するため、選手によっては10を超える州で確定申告を行わなければなりません。
下の表は、連邦税と州税を合わせた実質的な税率の目安を示しています。
| 所属球団の州 | 州所得税 | 連邦税(最高) | 合計税率の目安 |
|---|---|---|---|
| カリフォルニア州(ドジャース・パドレスなど) | 最高13.3% | 37% | 約50.3% |
| ニューヨーク州(ヤンキース・メッツなど) | 最高10.9% | 37% | 約47.9% |
| テキサス州(レンジャーズ・アストロズ) | 0% | 37% | 約37% |
| フロリダ州(マーリンズ・レイズ) | 0% | 37% | 約37% |
大谷翔平選手には連邦所得税、カリフォルニア州税、遠征先でのJock Taxなどが関係します。ただし、最高税率を単純に足した数字が、そのまま年収全体に適用されるわけではありません。課税所得、居住地、試合日数の配分、控除、後払い金の受取時期などで税額は変わります。契約上のAAVは7,000万ドルですが、2024年から2033年までの現金給与は年200万ドルであり、後払い分の税務上の扱いも含めて専門的な計算が必要です。
なぜメジャーリーグの年俸はこれほど高いのか

日本プロ野球と比べてもMLBの年俸は桁違いに高く、その理由を不思議に思う人も多いでしょう。MLBの年俸が世界最高水準にある主な理由は以下の通りです。
まず、MLBの放映権収入が巨大であることが挙げられます。MLBは2022年にApple TVやPeacockなどのストリーミングサービスと大型放映権契約を結んでおり、30球団全体の収入は年間110億ドル(約1.7兆円)を超えると言われています。この巨大な収入の一部が選手への報酬として還元されます。
次に、メジャーリーグ選手会(MLBPA)の交渉力が挙げられます。MLBPA(Major League Baseball Players Association)はプロスポーツ界で最も強力な選手組合のひとつであり、1976年のフリーエージェント制度導入以来、選手の年俸水準を継続的に引き上げてきました。
さらに、野球市場のグローバル化も大きな要因です。大谷翔平の登場によってMLBの日本市場への関心が飛躍的に高まり、またドミニカ共和国・キューバ・ベネズエラ・韓国・日本など多様な国から優秀な選手が流入することで、競争が激化し、トップ選手への需要が高まり続けています。
スポーツ選手の世界最高年俸ランキングにおける野球の位置づけ

「スポーツ選手 最高年俸」というキーワードで検索するユーザーは、野球に限らず他のスポーツとの比較も気になっているはずです。ここでは世界的なスポーツ選手の年俸ランキングにおける野球(MLB)の位置づけをご紹介します。
フォーブスが発表した2026年のデータによると、大谷翔平の総収入(年俸+スポンサー収入)は推定1億2,700万ドル(約44億円)に達し、MLB選手の中で断トツのトップです。ただし、スポーツ選手全体の長者番付では、欧州サッカーのトップ選手や北米の格闘技選手なども上位に名を連ねます。
スポーツ選手の世界的な年収上位には、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ(サッカー)、さらにはコナー・マクレガー(MMA)などが名を連ねていることが多く、「年俸(契約金)」だけで見ればMLBの大谷翔平が世界最高水準に近い位置にあります。しかしフォーブスの調査では、大谷の2026年の総収入はMLB内ではトップでも世界全体では上位に食い込む水準であることが示されており、スポーツ界全体では依然サッカー・バスケットボール・ゴルフなど他競技の選手も肩を並べています。
参考リンク:
Forbes Japan「大谷翔平が203億円で1位 MLB選手の年収トップ10 2026年版」
Qoly「大谷翔平は何位?世界で最も稼いでいるアスリートTOP10 2026」
MLBの最低保証年俸について

一方で、メジャーリーグには「最低保証年俸(Minimum Salary)」という制度があることも知っておく価値があります。2026年シーズンのMLB最低保証年俸は780,000ドル(約1億2,200万円)です。日本円で1億円を超える最低年俸というだけでも驚きですが、それでも大谷翔平の契約平均年額7,000万ドルとの差は実に約90倍という圧倒的な差があります。
以下は近年のMLB最低保証年俸の推移です。
| シーズン | 最低保証年俸 | 日本円換算(参考) |
|---|---|---|
| 2026年 | 78万ドル | 約1億2,200万円 |
| 2023年 | 72万ドル | 約1億1,200万円 |
| 2022年 | 70万ドル | 約1億900万円 |
| 2021年 | 57万500ドル | 約8,900万円 |
メジャーリーグの年俸に関するよくある質問

ここでは「野球 最高年俸 メジャー」に関連してよく寄せられる質問にお答えします。
大谷翔平の年俸は実際にいくら受け取っているのですか?
大谷選手は10年総額7億ドルの契約において、97%を後払い(繰り延べ)としているため、2026年シーズンに実際に受け取る年俸は200万ドル(約3億1,200万円)です。ただし、スポンサー収入などを合わせた総収入はフォーブスの推計で1億2,700万ドル(約44億円)に達するとされています。
日本人選手でメジャー最高年俸を稼いだ選手は誰ですか?
現役・歴代ともに大谷翔平の契約平均年額7,000万ドルが最高です。2位は山本由伸の2,710万ドルで、大谷の約2.6倍という差があります。
メジャーリーグの年俸は税金を引くとどれくらい残るのですか?
カリフォルニア州を本拠地とするドジャースの選手の場合、連邦税37%+州税最高13.3%=合計最大約50.3%の税率がかかる可能性があります。ただしJock Taxにより他州の分も申告が必要なため、実際の税負担は選手ごとに異なります。専門の税理士・会計士のサポートが不可欠です。
野球選手の年俸はNBAやNFLと比べてどうですか?
NBA(バスケットボール)の最高年俸がジェイソン・テイタムの約6,280万ドルであるのに対し、大谷翔平の7,000万ドルはNBAを上回る北米スポーツ界でも最高水準の数字です。
まとめ|野球の最高年俸ランキングとMLB年俸の仕組み
この記事では、「野球の最高年俸メジャー」に関するあらゆる情報を解説してきました。最後に要点を整理します。
2026年シーズンのMLB年俸ランキングで最高の推定年俸を誇るのは大谷翔平(7,000万ドル、約109億円)であり、これは野球選手として歴代最高水準の年俸です。日本人選手では大谷翔平を筆頭に山本由伸、今永昇太など多くの選手がMLBで高額年俸を受け取っており、日本野球のレベルが世界に認められている証拠といえます。歴代の契約総額では大谷翔平の7億ドルをフアン・ソトの7億6,500万ドルが上回りましたが、推定年俸(AAV)ベースでは大谷がMLB史上最高です。また、メジャーリーガーの年俸には連邦税・州税・Jock Taxという独特の税制が複合的に関わっており、所属球団の本拠地州によって手取りが大きく変わります。カリフォルニア州のチームに所属する選手は最大50.3%の税率が適用される可能性があります。
MLB年俸の世界は、選手のパフォーマンスや市場価値だけでなく、税金・後払い条項・ぜいたく税など様々な経済的・法律的要素が絡み合う非常に複雑な世界です。この記事を読んで、野球の年俸という切り口からMLBをより深く楽しんでいただければ幸いです。
参考リンク:
- Spotrac 2026 MLB Rankings(英語)
- Goal.com MLB推定年俸ランキングTOP20(2026年版)
- Goal.com MLBでプレーする日本人選手の年俸一覧(2026年版)
- Forbes Japan「大谷翔平が203億円で1位 MLB選手の年収トップ10 2026年版」
- Prager Metis「米国メジャーリーガーの特殊な税務とは」
- TSP SPORTS「メジャーリーグ巨額契約 1億ドル超え」
- TSP SPORTS「メジャーリーグ最低保証年俸」
- Baseball Channel「日本人メジャーリーガー歴代最高年俸ランキング」
- 大谷翔平選手の後払い契約には約200億円の節税効果が?









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